iDeCoのおさらい
前回、iDeCoの加入をオススメする記事を書きました。
もう一度iDeCoはどのような制度かおさらいします。
目的:将来への蓄え
加入資格者:20歳以上60歳未満の方(サラリーマンは自社の規約に加入可となっている場合のみ)
拠出額:5,000円以上1,000円単位
上限
自営業:68,000円(国民年金基金との併用可、合算額)
専業主婦等:23,000円
サラリーマン:12,000円~23,000円(企業の制度により上下あり)
公務員:12,000円
金額の変更:年1回
途中引出:不可
資産の運用:自分で決める
年金受取額:資産の運用次第では掛金より上乗せになったり、掛金を下回ったりすることあり
年金受け取り方法:①一時金
②年金
③一時金と年金の併用
年金支給開始年齢:加入期間により遅れることあり
①10年以上:60歳
②8年以上10年未満:61歳
③6年以上8年未満:62歳
④4年以上6年未満:63歳
⑤2年以上4年未満:64歳
⑥1年以上2年未満:65歳
金融機関の比較
iDeCoに加入するにはまず、掛金拠出額を決めます。
その次に決めなければいけないのが、掛金を拠出し運用する口座をどこの金融機関に設けるかです。
金融機関に口座を設ける場合は、口座開設の際の手数料、毎年の維持管理手数料等がかかります。
こちらに手数料の比較表があるのですが、どこも大体似たり寄ったり。
毎年の維持管理手数料は167円のところがよいですかね。
コールセンターの営業時間の比較もこちらにあります。
土日もやっているところが結構ありますので、ご参考まで。
運用商品の数の比較もこちらにありますが、見てもよくわからないという方も商品の数が多い方が選択肢が広がり良いのではないでしょうか。
加入手続きの方法
iDeCoへの加入などの手続きは、金融機関で行います。
上記のとおり金融機関によっては、取り扱う運用商品や手数料等が異なりますので、興味のある金融機関のWebサイトなどでサービス内容などを確認した上で、自分の運用方針に沿った金融機関を選んでいただく事になります。
加入手続きは、自分が選んだ金融機関から、加入に関する必要書類を取り寄せます。
窓口対応ができる金融機関は限られていますので、インターネットやコールセンター利用してください。
=編集後記=
以前の勤め先で確定拠出年金の資産運用をしたときは、証券会社に口座を開設しましたが、運用実績が送られてくるたびに下回ったらどうしようとドキドキしたものです。
国民年金基金は資産運用がありませんからこのドキドキ感はもちろんありません。