ピアノ脳

娘と一緒にピアノの練習

娘がピアノを始めて4ケ月。
1冊目のテキストは片手だけの練習でしたので、順調に進みました。
テキストが2冊目になり、いよいよ両手の練習が始まります。

私は子供のころ、ピアノを習っていません。
兄弟がピアノ教室に通っていたので、弾いてみたことはあるのですが、
私の場合、右手と左手が同じ動きをしてしまってどうしても弾くことができませんでした。

ということで、密かに娘と一緒に練習してみていました。
簡単な楽譜であれば私も読めますので、娘の練習に付き添うこともできました。

両手の練習を始めると・・・

1冊目はトントン拍子に進んだ娘も初めての両手演奏になると流石に苦労しているようです。
初めての両手演奏の曲は「かっこう」です。
それでも娘は練習するたびに上達していくのが分かります。
「あ、こうしてピアノが弾けるようになっていくんだな」というのが分かります。

私も練習してみるのですが、なかなか上手くいかないのです。
案の定、右手と左手が同じような動きになってうまく弾けません。
ゆっくり弾くとなんとか弾くことができますが、スラスラと弾くことはできません。

私の場合、左手の譜面ばかり見て、左手を意識しすぎるために右手がうまくいきません。
それに気づき、右の譜面を注目するようにしましたが、今度は左手がうまくいかないのです。

完全に娘に差をつけられました。

ピアノは脳によい?

妻は小さいころピアノ教室に通っていたので、長い間ピアノを弾いていなくても「かっこう」は練習せずに弾けました。

その妻が娘に言っているのは「考えないで」という言葉。
「なるほど、慣れろということか」と思い、やはりそこまで練習しないとピアノは弾けないんだなと改めて実感。

パソコンのキーボードのブラインドタッチができるようになったころ、
「これができるとピアノも弾けるようになるかな?」と安易に思ってましたが、
実際やってみると、ブラインドタッチとは全然違います。
当たり前ですが、一番違うのはリズムがあるということと、右手と左手の同時タッチがあるということです。

右手と左手をリズムに合わせて順番に使って音楽を奏でる。
これはピアノを弾かない、弾けない人にはない能力です。

ピアノ脳という言葉はないですが、
ピアノが弾ける方はこの「ピアノ脳」の持ち主なんだと思います。
それほど、「かっこう」を引くときは脳を使ってたような気がします。

両手、指先を動かすので、脳に良いことは明らかです。
娘に負けないよう、密かに練習をしていきます。

=編集後記=

大人がピアノ教室に通うのも増えているとのこと。
小学生の頃はピアノが弾けるようになりたいとは思いませんでしたが、
大人になるとピアノが弾けたらよかったなと思うことは多々ありました。

もしもピアノが弾けたなら。。。
私は何をするか考えもつきませんが、
娘のピアノ教室の経営者の方が娘の先生からこの歌の歌い方を習っていました。
先生の言ってたこと、ちょっと実践してみます。