京急の4駅の駅名を変更すると発表がありました

その他

京急プレスリリース

平成31年1月25日、京急電鉄はプレスリリースにより、4駅の駅名を変更すると発表しました。
そのプレスリリースによると

創立120周年記念事業として、沿線地域の活性化に繋げることを目的に、町名、地域シンボルおよびお客さまの利便性等を総合的に判断し、2020年3月、4駅の駅名を変更いたします。

とのこと。
その地域に長く住んでいらっしゃる方は異論があると思われますが、鉄道会社は電車を利用してもらわないと話にならない訳で致し方無いと言えばそうなのでしょう。

高輪ゲートウェイ駅はどうなった?

ところで、
駅名の発表と言えばこちらのJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」駅。

山手線の品川新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決まりました

発表後は、否定的な意見ばかり目立っていますが、当のJR東日本は何の反応もせず静観しているようです。
私は、JR東日本は「今に見ておれ」という心境なのではないかと推察します。

産業道路⇒大師橋

(京急プレスリリースより)

京急大師線(京急川崎⇔小島新田)の産業道路を通過する直前の駅です。
現在駅の地下化の工事が行われており、平成31年3月3日より地下化され産業道路を横切っていた踏切が廃止されます。

大師橋は産業道路が多摩川に掛かる橋の名前で川崎と大田区とを結ぶ文字通り懸け橋として地域の活性化の契機とするとのことです。

花月園前⇒花月総持寺

(京急プレスリリースより)

京急本線、京急鶴見駅から一つ横浜よりの駅です。

以前は花月園競輪場があり、さらにその前は花月園遊園地だったとのこと。(昔のことは分かりません)
現在周辺一帯は住宅や公園が整備される予定で、地域活性化のため近くの総持寺(正式には「總持寺」だがあえて「総持寺」)の名を入れたそうです。

ちなみに總持寺には京急鶴見駅の方が近く、京急鶴見駅には副駅名として「大本山總持寺」がつけれられることとなっています。
(京急鶴見駅の方は「總持寺」)

仲木戸⇒京急東神奈川

(京急プレスリリースより)

京急本線、横浜駅から品川方面に2つ目の駅でJR東神奈川駅との乗換駅です。
JR東神奈川駅とはペデストリアンデッキでつながっています。
JR京浜東北線が通勤時に人身事故があるとペデストリアンデッキは通勤客で大混雑します。
(京急が通勤時に止まることはあまりありません。)

仲木戸駅はエアポート急行が停車するため、横浜線を使って羽田空港に行く方はJR東神奈川駅で降りると、仲木戸駅での乗り換えが便利です。
しかし、それがまだ認知されていない(?)ので、京急の冠を付しJRと同じ駅名にして乗り換えの利便性をアピールするとのこと。

 

ところで、仲木戸という駅名の由来は京急の情報誌によれば、

江戸時代の東海道神奈川宿に将軍の宿泊施設である神奈川御殿があり、柵を作った門を設けて警護したことが地名の由来とされる

とのこと。
要は神奈川県の県名の由来の基となる神奈川宿の中の地名であったということで、それであれば仲木戸とという駅名よりも「御殿町」という駅名の方が箔がついてよかったのではと思うのは私だけ?
いずれにしろ、私は京急東神奈川でOKと思っています。

新逗子⇒逗子・葉山

(京急プレスリリースより)

京急逗子線の終点です。
羽田空港からのエアポート急行横浜方面の行き先(終点)でもあります。

JR逗子駅よりも葉山寄りにあるため、今回、保養地・景勝地である葉山の名前を付けて、三浦半島の更なるイメージアップを図るとのことです。