事務所の最寄りの京急の駅名が「仲木戸」から「京急東神奈川」に変わりました。

その他

京急線の6駅の駅名変更

令和2年3月14日から京急線の6駅の駅名が変更になりました。

京急の4駅の駅名を変更すると発表がありました

今回駅名が変更されたのは

  • 羽田空港国内線ターミナル → 羽田空港第1・第2ターミナル
  • 羽田空港国際線ターミナル → 羽田空港第3ターミナル
  • 産業道路 → 大師橋
  • 花月園前 → 花月総持寺
  • 仲木戸 → 京急東神奈川
  • 新逗子 → 逗子・葉山

です。


(京急ホームページより)

この駅名変更により、次の6つの記念企画が催されています。

  1. 駅名変更6駅を装飾
  2. インスタグラム投稿キャンペーン
  3. 「まわってもらおう!スタンプラリー」
  4. 「駅名変更記念乗車券」の発売
  5. 駅名変更記念LINEスタンプの期間限定販売
  6. 駅名変更記念グッズの販売

詳しくはこちらをご覧ください。

「仲木戸」から「京急東神奈川」へ

今回の駅名変更により、事務所の最寄りの京急線の駅である「仲木戸」駅が「京急東神奈川」駅に変更になりました。
JR東神奈川駅との乗り換え駅であることを認識してもらうための変更と京急から発表になっています。
私は外様ですので、今回の駅名変更について昔の地名じゃなくなるとかの思いはなく、妥当な駅名になったという感想です。

ただ、変更後は京急品川行きの普通に乗り横浜駅を出発すると、「神奈川」「京急東神奈川」「神奈川新町」と神奈川が3つ連続しますので、知らない人の中には逆に混乱する人も出そうな気がします。

1階改札口前の表示も当然ですが変更になっています。
(変更前のものは3月13日撮影、変更後のものは3月16日撮影)

そういえばですが、「仲木戸」駅の看板はナンバリングの表示がありませんでした。

2階改札口の方も変更になっています。

「仲木戸」駅の時にはなかった左側の看板(シール)が取り付けられ、駅名変更企画の装飾が施されています。

この駅名変更による看板取り換え作業は、3月13日の終電発車後に行われていました。
その様子がこちら

記念に様子を見たり、撮影する方がたくさんいらっしゃいました。

「仲木戸」駅の駅名の由来

今回の駅名変更で名前が消滅した「仲木戸」駅ですが、駅名変更する直前に1階改札口に駅の歴史を紹介する看板が立てられました。

これによりますと、
「仲木戸」駅は国鉄「東神奈川」駅よりも早く明治38年に開業。
「仲木戸」駅から「神奈川」駅は江戸時代の東海道神奈川宿一帯ですが、仲木戸駅から横浜駅よりのところに将軍の宿泊施設があり、その宿泊施設を管理するために木戸を設けたことに由来するとのこと。

ちょうど仲木戸駅から横浜方面に出発するとガードがあるのですが、そのガードの下を通る道路が仲木戸横丁と思われます。
この看板にもありますが、地名として「御殿」と「仲木戸」が残ったとのことです。
現在、地名や住所としては残っていません。
町内会として「御殿町」はありますが、「仲木戸」はありません。
それならば「御殿町」という駅名の方が格式が高く感じてよかったのではと思ってしまう今日この頃です。

貨物線との立体交差

「京急東神奈川」駅のホームのところにもガードがあり、下に道路が通っているところがあります。


(Googleストリートビューより)

現在は昨年9月の神奈川新町駅踏切事故により、この写真の左側にある横断歩道の標識付近に「→国道15号」の標識が立ちました。

看板にも書かれていますが、この道路は以前は貨物線が通っていたところで、立体交差にするために「仲木戸」駅は高架駅になったとのことです。
コンクリートの間に挟まれている黒っぽい部分はレンガ積みになっていて、貴重な遺構となっています。

(Googleストリートビューより)