大阪出張の際、引退する700系に乗車してきました

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700系乗り納め

今回、大阪でセミナーの講師をしてきたわけですが、大阪出張の際は東海道新幹線を利用しました。

当然に、700系引退の情報は仕入れており、帰りの新幹線で臨時の「のぞみ374号」が700系で運行しており運よく乗車することができました。

このカモノハシのような顔とも3月18日でお別れです。

この写真を撮った後ろには鉄オタが何人も写真を撮っていました。
(お前も鉄オタだろ!と言われそうですが。。。)

座席は12号車16番E。

車両はJR西日本車B6編成でした。
車内チャイムはもちろん、「いい日旅立ち」。

以前、東海道新幹線に何回も乗車した時期に700系の東海車に乗車したこともありましたが、東海車の方が古かった記憶があります。
(東海車は2編成を除きすでに廃車になっているようです。)

肉声英語での車内アナウンス

今回の大阪出張では、久しぶりに東海道新幹線に乗ったこともあり、車内アナウンスで肉声の英語のアナウンスをするのを初めて聞きました。

車掌によって英語力に差があるため、完全な日本人英語で話す人もいれば、流暢なネイティブに近い英語を話す人もおり、聴き比べができました。
英語ができる人が聞くと「しゃべれないならしゃべるな!」という感想を持つそうですが、私は話せないですし、皆さん一生懸命お話されてるので好意的に聞いておりました。

現状、JR東海のみ採用しているようですが、オリンピックやインバウンドの観光客に対するおもてなしとして、JR東日本を始め各社で導入されるかもしれません。

引退やむなし?

往きはN700系だったので、
①Wi-Fiがある
②充電器がある(窓側)
でスマホの動作もサクサク動いて快適でした。
(以前はかなり重かったのですが。。。)

乗り納めの700系。
上記設備がないため、今となってはやはり物足りない印象。

でも700系が走り始めた時はスマホはなかった時代ですからそれでよかったんです。
ただ、今の時代にはちょっと合わなくなってきただけ。

また、往きのN700系の加速度に比べるとやはり劣る。
700系のぞみ374号は新大阪-新横浜間、2時間15分。
そのあとのN700系のぞみ232号は新大阪ー新横浜間、2時間11分。(最速のN700系のぞみは2時間8分)
最高速度は700系275km/h、N700系は285km/h。

たかだか4分だけと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、700系が走っている限りは時間短縮できる新幹線は一部のみで、すべてを時間短縮はできないとのこと。
加速度を感じるうえでも納得できました。

初登場から21年もの間、全速力で走り続けてきたわけですから、本当にお疲れ様としか言いようがありません。
引退間近で乗ることができて本当に良かったです。

最後に新横浜駅でお別れ。