ロープウェー計画
神奈川新聞平成30年5月24日の記事で、「桜木町にロープウエー構想 新港地区アクセス向上へ」という記事がありました。
記事によると、「横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区と桜木町駅周辺を結ぶロープウエーを整備する構想が浮上していることがわかった。」とのことです。
桜木町から赤レンガ倉庫に行くには、汽車道を通れば10分くらいで到着できます。
汽車道沿いに支柱を建ててゴンドラを運航する計画だそうです。
これは、横浜市が検討し民間事業者から募集したのだそう。
また同紙平成29年12月30日の記事によると「横浜→山下ふ頭に空中交通!?ロープウェー構想浮上」という記事に、横浜駅東口から中央卸売市場、臨港パーク、パシフィコ横浜、新港ふ頭、横浜赤レンガ倉庫、大さん橋、山下ふ頭を結ぶロープウェー構想があるとのことです。
なぜ、今になってロープウェー?という感が否めませんが。
追記
平成31年2月13日の横浜市議会常任委員会で横浜市からロープウェイ計画の説明がありました。
桜木町駅の動く歩道のエスカレーターの横から運河パーク内のワールドポーターズへのエスカレーター横まで630mの運行計画です。
2020年東京オリンピックまでの開業を目指すとのことです。
桜木町駅(横浜市資料)
運河パーク駅(横浜市資料)
全景(横浜市資料)
横浜博
横浜でロープウェーと言えば、1989年、今からおよそ30年前の横浜博です。
今は横浜に住んでいますが、横浜を初めて訪れたのはこの横浜博を見にきたのが初めてでした。その時は残念ながらロープウェーには乗っておらず、桜木町駅から動く歩道で移動したのを覚えています。
その時のみなとみらいで今も残っているものといえばにっぽん丸と1号ドッグ、コスモロックとドッグヤードぐらいでしょうか。今はすっかり洗練されたきれいな街に変わりましたね。
現在はみなとみらいも定期借地権の関係からか空き地が目立っていますが、着々と次の建設物の建築工事が始まっています。
汽車道、シーバス
汽車道は汽車道というだけに線路が残されています。この線路は赤レンガを過ぎた新港橋にも残されています。昔は貨物線だったようですが、横浜博の時は桜木町駅から山下公園まで気動車が走っていました。
話をロープウェー構想に戻しましょう。
東京オリンピックのためなのかどうかわかりませんが、たかだか600メートルのために鉄塔を建てロープを張る意味があるのでしょうか。
また、横浜駅東口から山下ふ頭までのルートはシーバスのルートを大部分がかぶります。
シーバスは海からの横浜の景色が楽しめ、シーズンには観光客で一杯です。
ロープウェーは高いところを進みますから乗っていると景色はいいのでしょうが、私にとっては昭和のリゾート地のイメージです。
東京オリンピックの時は時代は平成から次の時代へ変わっているのですから、どうせ作るのであれば横浜から世界に誇れる、外国人観光客も驚いてくれるものを作ってほしいと思うのは私だけでしょうか。