北海道新幹線
北海道新幹線が開業してから早1年半。
北海道新幹線の札幌乗り入れについて全国ニュースでも報じられるようになりました。
札幌駅乗り入れは2031年春を予定しているとのこと。
思えば東北新幹線が大宮―盛岡間で暫定開業してから今年で35年。
札幌まで全通が予定通り進捗すると49年かかることになります。
一方で東海道新幹線が開通したのが昭和39年で山陽新幹線が開通したのが昭和50年。
東京博多間が全通するまで11年。
この差は何なんだろうと思うところがありますが、国鉄がJRになったり、青函トンネルの開通があったりと考えればしょうがないところなんでしょうか。
札幌駅
北海道新幹線札幌駅は、
現行のホームの北側を新幹線のホームにする案と
駅の東側にホームを新設する案と
地下に新幹線の駅を新設する案があり、地下案が有力との報道もあります。
雪が多い札幌だと地下がいいという声もあるようですが、地下の場合は現在の札幌駅より南側にできる案が発表されていて、乗り換えが面倒だとか色々意見があるようです。
思えば札幌駅に初めて降り立ったのは中学校の修学旅行でした。
当時の札幌駅は現在の前の札幌駅で高架ではなく、地上駅でした。
位置も現在の大丸とかJRタワーホテルの当たりにあったかと思います。
その時から新幹線のホームをどこに置くのかなぜ考えなかったのだろうか、と思ってしましますが、そもそも札幌の人達にとって新幹線は必要なのだろうかと考えると実はそれほど必要ではないかもしれない状況が考えられます。
つまり、旧ホームの位置に大丸とかJRタワーホテルを作った時点で新幹線のことはあまり考えてなかったかもしれません。
札幌から東京へ行くのはどっち?
北海道新幹線が札幌開業した時は札幌東京間を5時間で結ぶ計画があるそうです。
色々と法律を変えたり、青函トンネルの貨物共用の問題を解決しないと実現できる時間ではないですが。
北海道新幹線は、札幌から小樽周りで新函館北斗へ向かいます。
そう考えると札幌の方々が新幹線を使うのは函館に行くときが一番多いのではと想像できます。
東京から札幌へ行くときもわざわざ新幹線で行く人はほとんどいないのでは?というのが現状の東海道山陽新幹線の利用状況から伺えます。
福岡の方々が東京へ行く際は飛行機の利用が多いそうです。
飛行機のドル箱路線は羽田福岡線と羽田新千歳線だそうなので、このことからもうかがえます。
また、新幹線は短距離利用の人が多いそうです。
東京博多間を新幹線で移動するのは大の飛行機嫌いの私の弟くらいかもしれません。
ただでさえ経営が苦しいJR北海道が、新幹線札幌駅乗り入れで大丈夫なのかと心配になりますが、個人的には毎年行っている札幌に一度は新幹線で行ってみたいと思う、新幹線札幌駅のニュースでした。
=編集後記=
新幹線に3時間座りっぱなしだと正直お尻が痛くなってきます。
新幹線で4時間以上かかるところは飛行機を選択する人が多くなるのだそう。
それでも旅を楽しむ感じで新幹線で札幌行ってみたいと思っています。
北斗星で上野から札幌に行ったときは17時間かかりましたが、それも短く感じるくらいの楽しい旅だったのを思い出しました。