9月24日ロッテー日本ハム戦
9月24日、zozoマリンスタジアムでロッテー日本ハム戦が行われました。
この日をもって井口選手が引退ということでロッテの選手が全員背番号６のユニフォームで試合をするという粋な計らいもありました。
この背番号６のユニフォームは井口選手には知らされていないサプライズだったとか。
これで試合に負けたらカッコ悪い！
試合は8回裏までで3対１で日本ハムリードで9回を迎えます。
劇的幕切れ
９回表は日本ハム得点なし。
９回裏は清田選手を１塁において
なんと井口選手が引退試合なのに同点となる起死回生のホームランを打ちます。
ここでアウトになったら現役最後の打席になるわけで、その心理状態でよくホームランが打てるものだと感心しました。
その後１２回裏にキャプテン鈴木大地選手のサヨナラヒットでロッテは見事に勝利します。
こんな展開があるものかと思うくらいシビれる試合でした。
井口選手と鈴木選手はサヨナラヒット打ったあと抱擁したり、
We Are を隣同士でやったりするのを見ていると
来年は監督とキャプテンという立場になるかもしれない関係ですが、
もしそうなれば非常にいいチームになると信じずにはいられない場面だったなと感動すらしました。
プロ野球選手の心理
井口選手は「二塁手論」という本を出版されていて
「ミスを恐れず長所を伸ばせ」
「大切なものは失敗しないことではなく、失敗を連鎖させないこと」
「普段から自分を第三者の目で見るよう心掛け、自分を他人の目で見る」
等の名言を目にすることができます。
この心理状態になれるには練習すればなれるものでもないように思うのです。
言い換えれば、ごく一部の選ばれた人間でしかなれない領域に達しているではないかと。
私はプロ野球選手という、名前も知られ皆から見られるという
プレッシャーに打ち勝つ職業に就く方を非常にリスペクトします。
野球というチームプレーの中で、常に平常心でプレーできるのは
普段の練習の賜物なんでしょうけども、
野球選手のうち、ほんの一握りしかなれないプロ野球選手。
やはり、素人にはマネできないその筋の一流のものを持っているなと
思わずにはいられない井口選手の引退試合でした。
＝編集後記＝
何年か前に幕張のニューオオタニに宿泊し、チェックアウトしようとすると
日本ハムの選手が次々とバスに乗り込んでいく姿がありました。
日本ハムの選手は千葉で試合をするときはここに泊まるんだ
という情報を入手したぞという気持ちになりましたが、
それよりもやはりみんな体がでかい！ケツが大きい！
男のケツは興味ありませんが、
野球選手のケツのでかさにはどうすりゃこんなケツになれるんだ
と嫉妬してしまいます。(笑)