確定申告期間中に税務署に問い合わせをしたい場合

その他

年明けから3月16日までの間、確定申告期間中に税務署に電話をかけると

令和2年は仕事始めは1月6日でした。

1月6日から3月16日までの間は確定申告に関する問い合わせが多くなります。
税務署に問い合わせしたいときには、最初自動音声で番号を選択するようになっています。

0→確定申告電話相談センター

確定申告期間中は、音声案内で「0」を選択すると、「確定申告電話相談センター」につながります。

「確定申告電話相談センター」は税理士が対応します。

所得税、個人事業者の消費税及び贈与税の確定申告に関するご相談・申告書等の送付や相談会場に関するお問合せは、
したがって、一般的な質問にのみ対応することになり、個別に判断を要する事項にはお答えできません。

令和2年の確定申告期間は、令和2年1月6日(月)から3月16日(月)までです。

1→国税局電話相談センター

音声案内で「1」を選択すると、「国税局電話相談センター」につながります。

「国税局電話相談センター」は国税局の職員が対応します。
個別的な判断はせず、一般的な回答をしてくれます。

相談内容は、国税に関する相談で、
① 個人の方の年金・給与・事業などの所得税
② 給与や報酬支払・年末調整などの源泉徴収や支払調書
③ 譲渡所得・相続税・贈与税・財産評価
④ 法人税
⑤ 消費税・印紙税
⑥ 税務署の開庁時間など・その他の国税
などです。

2→税務署職員

音声案内で「2」を選択すると、その税務署につながります
最初は交換の方が出ますが、担当部署を告げるとその担当部署の職員が対応します。

個別的な判断ができますが、電話での応対時には判断せず、別途税務署での面接相談時に応対してくれます。
面接相談は、納税者の皆様に分かりやすく説明するために十分な面接時間を設ける必要があることから、電話等で事前に相談日時等を予約することができます。

3→消費税軽減税率に関する相談

音声案内で「3」を選択すると、「軽減コールセンター」につながります。

軽減税率が適用される品目や、帳簿・請求書などの書き方について質問することができます。

チャッドポッドに質問する

国税庁では、確定申告期間中にチャッドポッドで質問を受け付けることを試験的に始めました

チャッドポッドとは、
「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、利用者が知りたい情報について、メニューの選択や、フリーワード(話し言葉、キーワードなど)を入力すると、AI(人工知能)を活用して自動で回答を表示するシステムをいいます。

チャットボットを利用すれば、税に関する疑問を、曜日や時間に関係なく気軽に質問できたり、国税庁ホームページに掲載されている情報へより短時間でたどり着くことができるそうです。

今年は試験導入なので、主に還付申告に関する質問にのみ対応しているようです。
具体的には、
・給与所得、年金の所得に関すること
・確定申告の手続に関すること
・医療費控除、住宅ローン控除に関すること
・社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除、地震保険料控除、寄附金控除(ふるさと納税)、雑損控除、寡婦・寡夫控除、勤労学生控除、障害者控除、配偶者(特別)控除、扶養控除、基礎控除に関すること
・スマートフォンでe-Tax送信する際の事前準備に関すること
となります。

こちらのページの一番下のバーナーから入ることができますので、一度お試しあれ。