決算手続きとは? 前回まで、毎日の記帳のお話をさせて頂きました。 この記帳の最終目的は確定申告書に添付する決算書を作成することです。 実は、決算書は毎日記帳しそれを集計するだけでは完成しません。 例えば、1…
個人に関する税金
青色申告の記帳方法とは?(その3)
経費帳 経費帳には、仕入以外の修繕費、税金、交通費、交際費などの費用を記載します。 科目ごとに口座(ページ)を設け、記載する内容は「日付」「内容」「金額」です。 「現金」の欄には、現金出納帳に記載した金額を記載します。 …
青色申告の記帳方法とは?(その2)
帳簿に記載するもの 青色申告をするときには業種によって違いますが、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳を揃えておかなければならないと前回お伝えしました。 今回はそれぞれの帳簿の記帳方法を記します。 「白色申告…
青色申告の記帳方法とは?(その1)
青色申告の申請 事業を始めた年から青色申告を申請し、確定申告の際、最大65万円の青色申告特別控除を受けていらっしゃる事業主の方もいらっしゃると思います。 その青色申告の申請の届出書の提出期限ですが、原則、受けようとする年…
スピンオフ税制の所得税法上の取り扱い
スピンオフ税制とは 前回、平成29年度税制改正においてスピンオフが税制適格要件に加えられ、法人が分割される場合に分割部門の譲渡益の課税が繰り延べられます、というお話をさせて頂きました。 もう一度スピンオフ税…
個人事業者、中小企業が少額減価償却資産を取得したときのお話
少額減価償却資産を取得した時の処理 個人事業者、法人ともに使用可能期間が1年以上のものかつ10万円以上の資産を取得した場合には、原則資産に計上し、その取得価額相当額を減価償却費としてその定められた耐用年数に基づき、その年…
配偶者控除の改正
改正前の制度 日本に住所がある方(居住者)が結婚している場合、その方の配偶者の所得が38万円以下であれば、居住者の所得から38万円(老人控除対象配偶者の場合は48万円)が控除されるという制度です。 所得が38万円以下とは…
医療費控除の方法が変わります。
従前の医療費控除を適用する方法 毎年確定申告をする際にお医者さんにかかった費用等を所得金額から控除するために病院や薬局などの領収書を封筒などに入れ添付し、申告をされていた方が大多数かと思われます。 平成29年分の確定申告…
取引相場のない株式の評価の改正 ~その2~
株式保有特定会社の取り扱いの見直し 非上場会社の株価評価をする場合に、その法人の有する各資産の価額の合計額(相続税評価額ベース)のうちに占める「株式及び出資」の価額の合計額(相続税評価額ベース)の割合が50%以上である評…
取引相場のない株式の評価の改正 ~その1~
取引相場のない株式の評価方法の改正 先日、国税庁ホームページに株式保有特定会社の取り扱いの改正が発表されましたので、それも含めて今回と次回とで、平成29年度税制改正における株価評価方法の改正についてチェックしていきます。…