確定申告書等作成コーナー 平成29年度の確定申告書の提出期間が2月16日より始まりました。 還付申告の場合はそれよりも前から申告することが可能ですが、個人事業者が申告する場合などは、通常の16日からとなります。そのせいな…
税務
配偶者控除が受けられないと思っていませんか?(平成29年度確定申告)
配偶者控除とは? 配偶者に収入がある場合でも、その合計所得金額が38万円以下の場合であれば、本人の申告において配偶者控除を受けることができます。 この場合の合計所得金額とは、純損失、雑損失などの繰越控除を適用する前の総所…
「所得から差し引かれる金額」の留意点③(平成29年分確定申告)
寡夫・寡婦控除 寡夫控除 寡夫とは、妻と死別または離婚して再婚していない男性のことを言います。 税務上、本人が27万円の寡夫控除の適用を受ける場合は、以下の3つの要件全てを満たす必要があります。 合計所得金額が500万円…
「所得から差し引かれる金額」の留意点②
生命保険料控除 生命保険料控除は、保険会社に生命保険、介護医療保険と個人年金保険の保険料を支払ったときに最大12万円を所得から控除するものです。 平成22年の税制改正により、平成24年分から生命保険と個人年金保険は契約日…
「所得から差し引かれる金額」の留意点①
医療費控除 支払った医療費が還付? 医療費控除の申告をすると、支払った医療費が還付されると考えている方がいらっしゃいますが、そうではありません。 既に納めた税金が還付されるか若しくはこれから納める税金から控除されます。 …
確定申告が必要な方
確定申告が必要な方 一般の人 次の所得(収入ー必要経費)の合計額が、雑損控除その他の所得控除額の合計額を超え、その超える額に税率を適用して計算した所得税の額が配当控除の額および年末調整にかかる住宅借入金等特別控除の額との…
輸出物品販売場制度の見直し(平成30年度税制改正)
免税手続きの電子化 現行制度では、外国人旅行者は免税店において旅券に購入記録票の貼り付け、割印を受けることが免税販売の要件となっていますが、外国人旅行者からは、「購入記録票が貼られた結果、パスポートが分厚くなった」等の声…
国際観光旅客税の創設(平成30年度税制改正)
概要 「明日の日本を支える観光ビジョン」に掲げた訪日外国人旅行者数2020 年4,000 万人をはじめとする目標達成に向け、今後さらに増加する観光需要に対して、高次元で観光施策を実行するために必要となる国の財源を確保する…
法人税法における収益の認識等(平成30年度税制改正)
資産の販売もしくは譲渡または役務の提供 企業会計基準において、国際会計基準を踏まえた収益認識基準が導入されたことから、法人税法上の収益認識等についても法令上明確化されることとなりました。 益金の額 資産の販売若しくは譲渡…
法人課税におけるその他の租税特別措置(平成30年度税制改正)
働く人のための保育の提供に取り組む企業に対する税制上の優遇措置の創設 昨年6月に公表された「子育て安心プラン」に基づき、事業所内保育施設(事業所内保育事業・企業主導型保育事業)の整備等を通じた保育の受け皿の拡大及び保育と…