車両関係税制の流れ 車両関係税制については、平成29年度税制改正において、 「消費税率10%への引上げの前後における駆け込み需要及び反動減対策に万全を期す必要があり、自動車をめぐるグローバルな環境、自動車に係る行政サー…
税制改正
地方消費税の清算基準の見直し(平成30年度税制改正)
地方消費税の清算基準 消費税、地方消費税は納税地の所轄税務署長宛てに申告書を提出し、納付します。 この時問題になるのが、地方消費税の帰属地域です。 消費税と地方消費税では、この帰属地域は最終負担者である消費者が消費する最…
たばこ税の見直し(平成30年度税制改正)
たばこ税率の引き上げ ①高齢化の進展による社会保障関係費の増加等 ②引き続き国・地方での厳しい財政事情 などの理由から、また財政物資としてのたばこの基本的性格に鑑み、たばこ税が引き上げられることとなりました。 その引き上…
被相続人の居住用不動産(空き家)を譲渡した時の特別控除
被相続人の居住用不動産(空き家)を譲渡した時の特別控除 先日、「亡くなる前は老人ホームにいた祖母から相続により取得財産を売却し確定申告するのだけど、特別控除について教えてほしい」という質問がありました。 この制度は、空き…
特定口座で株式の譲渡損失が発生している場合
確定申告不要制度 証券会社等に特定口座を開設した場合に、その特定口座内における上場株式等の譲渡による譲渡所得等の金額については、特定口座外で譲渡した他の株式等の譲渡による所得と区分して計算します。 この場合、特定口座内で…
配偶者控除が受けられないと思っていませんか?(平成29年度確定申告)
配偶者控除とは? 配偶者に収入がある場合でも、その合計所得金額が38万円以下の場合であれば、本人の申告において配偶者控除を受けることができます。 この場合の合計所得金額とは、純損失、雑損失などの繰越控除を適用する前の総所…
「所得から差し引かれる金額」の留意点③(平成29年分確定申告)
寡夫・寡婦控除 寡夫控除 寡夫とは、妻と死別または離婚して再婚していない男性のことを言います。 税務上、本人が27万円の寡夫控除の適用を受ける場合は、以下の3つの要件全てを満たす必要があります。 合計所得金額が500万円…
輸出物品販売場制度の見直し(平成30年度税制改正)
免税手続きの電子化 現行制度では、外国人旅行者は免税店において旅券に購入記録票の貼り付け、割印を受けることが免税販売の要件となっていますが、外国人旅行者からは、「購入記録票が貼られた結果、パスポートが分厚くなった」等の声…
国際観光旅客税の創設(平成30年度税制改正)
概要 「明日の日本を支える観光ビジョン」に掲げた訪日外国人旅行者数2020 年4,000 万人をはじめとする目標達成に向け、今後さらに増加する観光需要に対して、高次元で観光施策を実行するために必要となる国の財源を確保する…
法人税法における収益の認識等(平成30年度税制改正)
資産の販売もしくは譲渡または役務の提供 企業会計基準において、国際会計基準を踏まえた収益認識基準が導入されたことから、法人税法上の収益認識等についても法令上明確化されることとなりました。 益金の額 資産の販売若しくは譲渡…