税込み経理方式と税抜き経理方式 先日、消費税の申告書に記載する金額は税込みの金額なのか、税抜きの金額なのかという質問がありました。 この答えは、税抜きの金額です。 普段、事業の記帳をする場合は殆どの方が税込み経理方式を採…
個人事業者に関するもの
仕入税額控除はどうやって計算するの?(特例:簡易課税)
簡易課税を受けるための条件 簡易課税制度とは、課税売上高から納付する消費税額を計算する制度です。具体的には、課税期間における課税標準額に対する消費税額に、みなし仕入率を掛けて計算した金額が仕入控除税額となります。 したが…
仕入税額控除はどうやって計算するの?(原則)
仕入税額控除 税務署に納める消費税は、預かった消費税から支払った消費税を引いた残りの金額を納付するというお話を以前にさせて頂きました。 預かった消費税はそのものを集計すればよいのですが、支払った消費税につい…
消費税納税額の計算の流れ
消費税率 平成29年の消費税率は8%。これは誰しもの常識です。 (平成31年10月からは10%に引き上げられる予定です。) しかし、この8%は国税分6.3%と地方消費税分1.7%の合計の税率です。 消費税申告書を作成する…
個人事業者のための所得区分ごとの消費税課税売上げの考え方
事業所得に係る収入のうち、課税売上げとなるものならないもの 事業所得に係る収入は、ほとんどが課税売上げとなります。 ただし、医師の社会保険診療収入や、産婦人科医や助産師等の助産に係る収入、物品切手等(商品券…
消費税がかかるものとかからないもの
消費税の取引 消費税は課税されるものと課税されないものに分かれ、課税されるもののうち、非課税とされるものがあります。 課税されるものとは ①国内において行う取引(国内取引)であること ②事業者が事業とし…
個人事業者の消費税の納税義務の有無
消費税の納税義務 消費税は平成31年10月から10%に引き上げられます。(予定) 消費税は届出1つで申告方法が変わる非常にやっかいな税です。 消費税の仕組みを理解していないと還付が受けられなかったり、多額の消費税を納付し…
個人事業者のための消費税の経理処理
消費税の概要 消費税は消費者が負担したものを事業者が税務署に納めるという間接税です。 従って、事業者は消費者や他の事業者から預かった消費税から自分が支払った消費税を差し引いた残額を税務署に納める義務があります。 個人事業…
個人事業者のための減価償却の計算方法
減価償却とは 個人事業者が確定申告書に添付する決算書を作成するにあたり、 建物、機械装置、車両運搬具、工具器具備品や特許権、営業権などの資産については、取得するために支払った費用はその支払った事業年度に全額必要経費にする…
個人事業者向け各勘定科目の注意事項
収入に計上しなければならないもの 事業上の売上については、12月までに売り上げたものでまだ代金を受け取っていないもの、事業上仕入れた商品を家事消費した場合などは売上として収入に計上しなければなりません。 その他商品などに…