紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏の不審死がワイドショーなどで大騒ぎです。 今回は野崎氏の相続税についてのお話をしてみようと思います。 妻の相続分 野崎氏の遺産はおよそ50億といわれているそうで、相続財産の課税価格から基礎…
相続税
非上場株式等を相続・贈与した場合の相続税・贈与税の納税猶予制度の改正(その4)
相続税の納税猶予 非上場株式等を相続・贈与した場合の相続税・贈与税の納税猶予制度の改正(その3)までは、贈与税の納税猶予制度について記しました。 非上場株式等を相続・贈与した場合の相続税・贈与税の納税猶予制度の改正(その…
二世帯住宅の場合の小規模宅地等の特例
二世帯住宅の場合の小規模宅地等の特例 先日、二世帯住宅の場合は小規模宅地等の特例の適用があるかどうかの質問がありました。 原則、適用することができますが、その質問はその二世帯住宅が区分所有になっていてその場合適用できるか…
相続税の申告が必要かどうかを調べる方法
国税庁ホームページで相続税の申告が必要かどうか調べることができます 国税庁ホームページで相続税の申告が必要かどうかを調べることができることをご存知でしたか? 国税庁ホームページには、「相続税の申告要否判定コーナー」があり…
生命保険等の保険金を受け取ったときの取り扱い
死亡保険金を受け取った場合 死亡保険金を受け取った場合、保険金受取人に税金が課せられます。 被保険者は被相続人であることはその通りなのですが、保険料を負担していた人が誰かによって、課税関係が変わってきます。 …
外国人向け相続税・贈与税の納税義務の見直し(平成30年度税制改正)
日本の相続税 日本の相続税は世界でも類を見ないほど高額であると言われています。 世界中で相続税を課する国は数か国。 殆どが欧米の先進国ですが、中にはカナダ、オーストラリアやスウェーデンなど相続税を廃止する国もあります。 …
小規模宅地等の特例の見直し(平成30年度税制改正)
家なき子の特例の範囲の縮小 家なき子の特例は ①相続開始の時において、被相続人が一時居住被相続人、非居住被相続人又は非居住外国人であり、かつ、取得者が一時居住者又は日本国籍及び日本国内に住所を有していない人ではないこと …
農地等に係る相続税・贈与税の納税猶予制度の見直し(平成30年度税制改正)
相続税の納税猶予の見直し 生産緑地について、以下の項目が見直されました。 次に掲げる貸付けがされた生産緑地についても納税猶予が適用されることとなりました。 都市農地の貸借の円滑化に関する法律に規定する認定事業計画に基づく…
特定の美術品にかかる相続税の納税猶予制度の創設(平成30年度税制改正)
概要 文化財保護法の改正を前提として、特定美術品に係る相続税の納税猶予制度が創設されます。 他の納税猶予制度とほぼ同じ内容ですが、概要は以下の通りです。 個人が、一定の美術館と特定美術品の長期寄託契約を締結し、文化財保護…
一般社団法人等に対する相続税・贈与税の見直し(平成30年度税制改正)
一般社団法人とは? 一般社団法人とは,「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成18年法律第48号)」に基づいて設立された社団法人のことをいいます。 設立に当たっては,2人以上の社員が必要です。 一般社団法人の社員…